2022年も9月になりました。
この時期になると「防災訓練」がよく行われ、今一度自分の災害対策の見直しをやろうと思いながらも全然出来ておらず、妻に任せっきりなダメダメなパパ丸です。
このたび「マツコの知らない世界」で防災特集がやっていて、防災アドバイザーの高荷智也さんがオススメする防災具グッズをご紹介されておりました。
子供をもつ親として最新の防災グッズに関する知識のアップデートが出来て、非常に有益だったので、私自身でも色々と探してみたので皆さんにもご紹介したいと思います。
高荷さんは厨二病をこじらせてしまうほど防災グッズや知識にドハマリしたほどで1000種類以上の防災グッズを何年もかけて実践されたので、今回ご紹介するアイテムはとても安心できます。
そんな人並み外れた防災マスターの高荷智也さんは書籍も出版されています。デジタル版も販売されているので、さくっと読めますので嬉しいですね。
Contents
災害大国日本
残念なことに日本は他の国に比べて「災害」が多い国です。
- 首都直下型地震、南海トラフ大地震
└30年以内に70%の確率で発生! - 台風、ゲリラ豪雨、雷
└川の氾濫、決壊、土砂災害、家屋倒壊! - 大雪、雹
└交通不便による孤立化! - 火山の噴火
└桜島、富士山の噴火が!
という目を背けたくなるような事実と隣り合わせの日本ですが、こんな国でも大好きなのでなんとかこれからも住み続けたいと考えています。
災害は確実に起こる!という事実を受け止め、事前の準備が必要です。
二次災害を防ぐ
二次災害とは「災害が起こったあと派生して起こる停電や断水、停ガスなどの災害」で、
「普段どおりの生活に戻るまでのライフライン復旧生活期間」と言えるでしょう。
この期間はいつもどおりの生活がおくれないため、自分たちで行く抜くための準備がとても必要です。
大災害時のライフライン停止日数
この表は東日本大震災と阪神淡路大震災のライフライン復旧までにかかった日数になります。
ライフライン | 東日本大震災 | 阪神・淡路大震災 |
---|---|---|
電気 | 6日 | 2日 |
水道 | 24日 | 37日 |
ガス | 34日 | 61日 |
この調査結果からわかることとして
- 電気の復旧は早い!
- 水道、ガスの復旧はすごくかかった!
ということです。
とりわけ命に直結する「水」の確保が重要になる結果となりました。
覚えよう!水道とガスの復旧には時間がかかる!
電気の復旧は早くて嬉しいと感じているものの、通電復旧による「通電火災」被害も多数報告されています。通電火災を防ぐ方法を下記で紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね
水の重要性
日常生活において1日で消費する水の量は一人あたり214リットルです。
こんなに使っているなんて…。
衝撃的事実に驚きですが、いかに普段贅沢に水を使用しているかがわかりますね。
家族がいる場合は、さらに倍以上の水の確保が必要になるので、危険意識が芽生えます。
最新の浄水器
一人200リットル必要として、家族4人となると800リットルの水が必要になります。
大きなペットボトル1本で1リットルなので、800本も必要なのですが、とてもじゃないけどそんなにたくさんのペットボトルを家に常に置けるわけありません。
なので、自分で水を生成できる仕組みがあるととても安心です。
そこで、高荷さんがお勧めされていたのが「最新の浄水器」です。
常用浄水器「コッくん飲めるゾウスリム」|スタイリッシュタイプ|
- 雨水や風呂の残り水などが濾過できる(飲める水にできる)
- 大腸菌、カビなどの病原菌や最近も取り除く
- 濾過はすぐにできるので、時間がかからない
- 電気不要でポンプを数回押すだけの簡単濾過
- 持ち運びできる肩がけバンドつき!
この浄水器は汚れた水を綺麗に濾過してくれるスグレもので、雨水や風呂の水など濾過できちゃいます。
断水前にお風呂に水を貯めることができれば、しばらくはこれで飲水の確保ができそうです。
- 給水車が来るから大丈夫だろう…
- ペットボトルで我慢できるだろう…
- 自治体がなんとかしてくれるだろう…
とまだ思っている方が多くいるかもしれません。
この「コッくん飲めるゾウスリム」を販売している株式会社ミヤサカ工業さんは、実際に被災地の経験をもとに製作されたとのことです。
・災害直後は交通インフラは寸断され、行政機関もマヒ!
→市役所に届けられた多量の飲料水や支援物資は積まれたまま…。
・長期間の断水では、備蓄水だけでは足りない!
→災害時の水道復旧日数は1週間から3週間以上…。
(株式会社ミヤサカ工業さんから転載)
詳細はこちらから見ることができます!
交換フィルターも念の為複数用意するほうが安心ですね。
少々高いですが、被害にあってからでは買うことが出来ませんので。
水と塩で発電できる「マグネ充電器」
モバイルバッテリーいくつお持ちですか?
私は5個くらい持っていますが、ほとんど使用しなくなりタンスの奥のどこかに紛失中です…。
東日本大震災のときに、モバイルバッテリーが品薄になるほど、もうスマホなしでの日常生活がおくれない方がほとんどかと思います。
しかし、肝心な時にモバイルバッテリーが使えないことがよくあります。
- そもそも充電していない
- 古い規格で、今のスマホにあっていない
→最近はUSB-C企画が主流です。 - 充電できてもすぐに使い切ってしまう
明日起こるかもしれない災害のために、こまめに充電できる方は素晴らしいのですが、私には無理です。
マツコの知らない世界でも紹介されていたランキングになりますが、
- 第1位:モバイルバッテリー
- 第2位:無水シャンプー
- 第3位:ランタン
ということからも、モバイルバッテリーは被災地では特にないと困るものといえます。
さらに、避難所で充電をしようとしても長蛇の列で待たされることが、これまでの災害時でよくあったことらしく、自力で発電できる仕組みがあるのが大切です。
ステイヤーホールディングス「マグネ充電器」
そんな商品なんて、あるわけないでしょ?!
と言われそうですが、なんとあるのです!しかもなんと塩と水で発電できるのです。
- 塩と水があれば即座に発電可能
- ライトとスマホの充電ポートがセットになっている
- 10年くらいの長期保存が可能
- 塩がなければ「海水」でも発電できる
- スマホの充電なら10回分程度可能
- コンパクトで場所をとらない(置く場所に困らない)
- マグネシウム棒の取替で何度でも使用できる
というメリットしかない発電機です。
長期保存もできて、さくっと発電できるのが嬉しいですね。
防災としての利用もいいですが、キャンプや海釣りでも利用できるので普段使いできるのも嬉しいポイントです。
マグネシウム棒も数本購入しておくと安心です。
ポータブルソーラー発電「BN-RB10-C」「BH-SP100-C」
少し高額ですが、災害にとてつもなくその威力を発揮し、多大な恩恵を受けるであろう商品が「ソーラー充電タイプ」ではないでしょうか。
太陽さえあれば発電できる仕組みが嬉しいポイントです。
この商品は充電もできるので「昼間に充電しておきつつ、夜や暗いところで利用する」など繰り返し使用できます。
雨や曇の日以外はいつも太陽は私達を照らしてくれるし、費用もかからず、わざわざ自分で用意する必要もないです。
なので、災害時などの非常事態では心強い味方になるでしょう。
ポータブル電源「BN-RB10-C」
実際に番組で高荷さんが紹介されていた商品はこちらになります。
ソーラーパネル「BH-SP100-C」
2つセット
- 通常の給電であれば8時間で満充電可能
- ソーラー充電であれば14.5時間で満充電可能※
- フル充電でスマホなら40回分※
- 扇風機なら半日動かせる※
- 持ち運びが可能なので、キャンプでも活躍できる
※ソーラーパネルの充電時間は天候に左右されます
通常のコンセントタイプなので、いろんな家電とつなげることができます。
これであればキャンプ会場やイベントで電気を使いたいときにとても重宝しますね。
これらの商品は高荷智也さんがお勧めされていたので、とても安心ですね。
ペダル式発電機「ケーター パワーボックス50」
太陽も常にあるわけでありませんし、加えてソーターパネルは、窓越しでは発電出来ないのがほとんどで直射日光でないとその効果を最大限発揮しないもの事実です。
太陽もない、塩もない、そんなときでも発電出来ないものか…
ありました。
なんとこの商品も高荷智也さんがお勧めされたもので、その実力は確かなものです。
災害時は、スマホを充電するために最寄りの自治体や給電場所にわざわざ移動する必要があり、かなり体力を消耗してしまうようです。
しかもせっかく給電しようにも長蛇の列に並び、給電できても時間も限られて満タンに充電はできず、なんのために体力を消耗したのかわからなくなる事態にもなるようです。
なので結局体力を消耗するのであれば、このペダル式の発電機が一番お勧めできるとのことでした。
- 時間を有効利用して発電できる
- 雨や曇のときに太陽光発電できないときでも発電できる
- 運動不足解消できる
- バッテリーを長期保存するのは劣化するので、初心者は扱いが難しい
- メンテナンスが不要で長期利用も可能
といったメリットしか兼ね備えていない商品なので、費用に対して効果が高い商品と言えます。
次世代の非常食「防災非常食揚げ入りさぬきうどん」
「非常食」としてよく思い浮かべるのは
- 乾パンなどの硬い食べ物
- 長期保存を優先するので美味しくない
など「おいしさ」には期待できないと思っていましたが、高荷智也さんはそんな常識を変えてくれる非常食を紹介しておりました。
防災非常食「揚げ入りさぬきうどん」
「つゆ」「揚げ」「生麺」がアルミパウチの中に梱包されており、常温保存でなんと「5年」も保存できます。
災害時は水で食べることができるのですが、お湯でつくると非常食は思えないくらいとても美味しいと評判でした。
マツコさんもその美味しさに驚いていました!
非常時の食生活が豊かになると大絶賛でした!
気密性と遮光性のある袋に密閉されているので、長期保存が実現したそうです。
非常食としてではなく、普段の食事でも食べてみたい一品ですね。
備蓄用乾燥餅
高荷智也さんが「最強の非常食」として紹介されていた「乾燥餅」もご紹介します。
フリーズドライされた乾燥餅に、戻し水をかけて60秒待つだけでお餅になる簡単な非常食です。
実際マツコの知らない世界で紹介されたのが、「備蓄用乾燥餅 きなこ餅」ですが、現在品切れなのか、画像が正常に見れないかもしれませんが、下のリンク先から購入できます。
この商品がすごいのが「餅」「きなこ」「戻し水」「皿」「箸」のすべてがセットになっているので、コレさえあれば非常時の食事ができしまいます。
こちらの商品は東和食彩さんが作っており、この乾燥餅以外にも非常時のレトルト食品も扱っています。3年間の常温保存もできるので安心です。
さいごに
災害は必ずやってくるので、その時に事前に準備が出来ているかいないかで被災時の生活が変わってきます。
たまたまマツコの知らない世界をみかけ、たまたま高荷智也さんというアドバイザーの防災グッズの紹介を見ることができたのが幸運でした。
知らなかった災害知識も得ることが出来て、改めて防災に対して取り組む意識に変わりました。
まずは備蓄できるもの、発電できるものを購入できるよう予算を決めて購入することからはじめてみようかと思います。
実際に購入してよかったものはまたブログで紹介していますね。
それでは、みなさんも良い防災ライフを!