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【痔瘻体験記】【第1章】激痛襲来(初期症状〜肛門周囲膿瘍発覚編)

激痛襲来

こんな稚拙で取り留めもないブログをお読みになるなんて、もしやあなた…

痔瘻(じろう)でお悩みですな!?

であれば、ぜひこのままサクッと読んでください。

このブログを書いている今現在(2022年1月末)、痔瘻中で日帰り手術を本日予約してきたところです。

手術は来月を予定しております。ドキドキ…。

御年39歳。40歳まで残りあと僅かとなったタイミングで、人生初の大きな手術をケツ断しました

痔瘻になるまでの「発覚から手術まで」をブログで紹介したいと思います。

もしやわたしも…?と思う方、今すぐ肛門科へ行ってくださいね!本当に!

突然の肛門の痛み(初期症状)

今から約半年ほど前、急に肛門が痛くなりました。症状としては、

  • 排便時に痛み(肛門付近を触ると痛い)
  • 歩いたり、座ったりはそこまで痛くない
  • 寝転んだ状態から起き上がる時(肛門に力がかかるとき)に激痛
  • 血は出ていない
  • 肛門付近を触るとぷにぷにしたものがある

といった感じでした。

30歳過ぎた頃から、たまに血便が混ざる排便がありました。(とくに下痢した翌日)
鮮明な赤い血だったので、おそらく「切れ痔」です。

なので勝手に自分で

切れ痔」が「いぼ痔」になって腫れてるんだ…

と思いました。

部位も部位なので、とりあえずその日はドラッグストアで「ポラギノール」を購入して、

痛みのある部分に塗りつけて就寝しました。

きっと良くなるはず…そう思いながら。

痛みは引かなかった

翌朝、おそるおそる起床。

布団から起き上がろうとしたら…

痛てえっっっ!

ポラギノールを恨みました(ごめんなさい)

痛みはひくことなく、前日と変わらぬ様子。妻に相談すると「病院行け」と。

ケツではなく背中を押してもらい、半休使って人生初の肛門科へ行くことをケツ断。

決心が揺らいでいた理由は唯一つ。

おっさんですが、肛門を見られるのはさすがに恥ずかしいからです。

だって私、自慢じゃありませんが、肛門付近が異様に毛深いのです。

想像を絶するくらいの毛量よ…

なので、本当に嫌だったのですが、それを押し殺すくらいの痛みだったので諦めました。

近くの胃腸・肛門科で拷問

自宅の最寄り駅の一つ隣の肛門科を選びました。理由は近いからです。

しかし、これは後になって間違いでした。

診察開始

問診後、パンツを脱いで、診察台で横になる39歳のおじさん。

「は〜い、それじゃ見ますね」

「あ〜これか…。ちょっと奥も調べますね…。ちょっと入ります」

ずぼっ!

fvしrvsのえいhのせりうてょぶ

肛門に指を突っ込まれて、奥を調べられました。
初体験なうえに肛門自体も痛いので、そりゃもう飛び上がるほどの痛みでした。

診察結果

お医者さん

肛門周囲膿瘍だと思います。どうしますか?

え?痛くなるにはどうすればいいんですか?

お医者さん

薬を飲んで、体を休めば大丈夫かと…

そうなのか…。本当に?

疑問は残るものの、お医者さんの言われることなので一応信用し、その日は処方された薬をもらいました。

痛みはあるけれど、病名がわかって一安心。

なんだ!痔じゃないんだ!よかった!

痔ではなく「肛門周囲膿瘍

これはすぐ良くなるタイプなのだ!そう信じて帰宅しました。

薬を飲んでも痛い

就寝前、頂いた薬を飲み、ネットで「肛門周囲膿瘍」を検索。

肛門に膿がたまる病気。
痔瘻(じろう)になる可能性もあり…だと。

このタイミングで初めて「痔瘻」という病名を認識しました。

病院で診察した時に、痔瘻という言葉はなかったので、むしろ「私は痔瘻ではない」と思い込みました。

明日はきっと良くなっているはず…。

 

翌日。

やっぱり痛てえっっっ!

薬の効果がすぐに現れず、痛みが続きました。

誤診…?

すぐに評価の高い肛門科を調べ、ネットで予約。

人気があるのか、3日後しか予約できませんでしたが、

それでもあの病院よりかはマシと判断し、3日間我慢するのでした。

評価の高い肛門科へ

3日後、予約した評価の高い肛門科へ。

問診して、毛深い肛門を披露すると、

神のお医者さん

これは痛かったね!すぐに膿をとってあげるよ!

あれよあれよと、肛門付近に麻酔注射をしてもらい(激痛!)、肛門の膿を取ってもらえました。

私には神様に見えました。

やっとこの痛みから開放される…!はぁ…この聖戦は終焉を迎えるのだ…(大きな間違い)。

神

膿をとってもらったお尻には、膿がまた出てくるかもしれないとのことで、幾重に重ねたガーゼを貼り付けてもらえました。

痔瘻(あな痔)になるかもしれない

術後、神がおっしゃいました…。

神のお医者さん

半分の確率で痔瘻になります。なったら来てね!

痔瘻(あな痔)とは…

痔瘻(じろう、: anal fistula)は、肛門の周辺に穴ができて、そこからが出る疾患。肛門部に膿のトンネル(瘻管)が出来た状態のことを言う。蓮痔穴痔とも呼ばれる。

痔瘻になった場合は、手術をして根治する他ありません!

膿がでてきたら痔瘻確定

また膿が出るようであれば、それは痔瘻になった証拠。

膿はすぐに出てくる場合もあるし、1年後、5年後になる可能性もある。

とのことで、まだ確率はフィフティーフィフティー。

きっと大丈夫!またそう信じて、神にはお礼を告げて帰宅することに。

麻酔の効果もあって、術後は全然痛くありませんでした。

症状は緩和し、勝利したと思えた

肛門周囲膿瘍の術後3日ほどは、傷の痛みがあるものの肛門の痛みはなくなりました。

1週間後にはもとの生活レベルに戻り、子供と公園で走っても全然痛くありませんでした。

このとき、私は思いました。

痔瘻じゃない!だって膿は出てこないもん!

術後から、よくパンツを確認するようになりました。

膿は出ていませんでした。

なので、勝手に勝利宣言をしていました。終わった、勝ったと。

術後、2ヶ月後ほどたって…

お風呂に入って肛門をちらっと触ってみると、シコリのようなものが…

固くて、奥にあるような感じ…

神の言葉が頭をよぎりました…

神のお医者さん

半分の確率で痔瘻になります。

神のお医者さん

半分の確率で痔瘻になります。

神のお医者さん

半分の確率で痔瘻になります。

神よ、なぜ私を選ぶのだ…

次回「謎のシコリ」。

気長にお待ちいただけると嬉しいです。

それでは…!

続きはこちら↓

謎のしこり