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【小学生:初めてのプログラミング体験記】体験教室、無料アプリから【Nintendo Switch『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』に至るまで!】

ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング

10歳の娘はどうぶつの森にハマっていて、ゲームがとても大好きです。

そんな娘からの質問がありました。

こういうゲームってどうやって作っているの?

「C+」とか「C#」とかのプログラムで出来ているような…
最近は子供でもアプリやゲームでプログラミングできるって聞くけど、興味ある?

うん、ちょっとだけやってみたい!

というわけで、今話題のプログラミングに関して、子供とあれこれやってみたので一旦まとめてみようかと思います。

  • 今なぜプログラミングが話題なのか?
    →2020年から、小学生の必修科目
  • 子供できるプログラミングの種類
    →体験教室
    →タブレットやスマホで無料のアプリ
    →Nintendo Switch『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』が凄い!
  • プログラミング学習を通して変わったこと
    →長女に変化はあったのか?

などを書いていこうかと思います。参考になれば幸いです。

今なぜプログラミングが話題なのか?

結論として、2020年度から全ての小学校でプログラミング教育の必修化が始まったからとのこと。(中学校はもう数年前から実施済みとのこと!知らなかった!)

必修化の目的(WEB調べ)

文部科学省の有識者会議では以下の内容があげられています。

①まずは身近な生活でコンピューターが活用されていることに気付かせる。

②問題の解決には必要な手順があることを教え、論理的思考を身に付ける。

③各教科で育まれる思考力を基盤としながら、基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること。

今後のIT分野の人材を増やすため

IT人材不足は今後ますます深刻化し、2030年には、(中位シナリオの場合で)約59万人程度まで人材の不足規模が拡大するらしいです。(IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果より)

このような調査結果から、IT分野の人材育成が求められている、ということがわかります。

論理的思考力、問題解決力の向上

ロジカルシンキングと言われるような「論理的思考」「問題解決力」を養うためにも、プログラミング教育は適していると考えられています。

コンピュータ活用術の向上

プログラミングソフトを扱うには、PCなどのIT知識が必要です。
現在はPCにふれる機会は家庭状況に応じて変わってくるので、学校教育でPCやIT関連教材にふれることで、今後のIT分野での活躍できる人材を増やす目的もあります。

実際におこなったプログラミング体験

では、実際に我が家で実施したプログラミング教育を紹介します。

長女(10歳)は、割とプログラミングに興味があるようなので、親としてもぜひ伸ばしてやりやい分野です。

地域の無料プログラミング教室

お住まいの「地区センター」「役所」などで定期的にプログラミング教室を開かれることがあります。

  • 親がプログラミング知識が乏しくても安心
  • 親子で一緒に学ぶ
  • 無料なので、子供のプログラミング意欲を確かめられやすい
  • 他のお友達と一緒なので始めやすい

といったメリットがあるので、ぜひお近くで教室がやっていないか確認してみてほしいです。

現在はコロナによる感染拡大防止のため、定員数をかなり絞って開催されることが多く、またプログラミング教室は人気のため、すぐに定員に達することも予想できます。

予め地区センター等の張り紙やHPを確認して、すぐに予約できる状態にすると良いかと思います。

パソコン不要のIchigoJam

「プログラミング」なので「パソコンでゲームを作る」って思いがちですが様々なものがあります。

長女と初めて参加したプログラミング教室は「IchigoJam」というもので、

  • PCは不要
  • プログラミング言語不要

というもので、初めてのプログラミングを経験するにはとても良かったです。

ミニモニターとキーボード類がセットになってました
IchigoJamの体験教室のよかった点
  • 他のお友達がいるので必死になれる
  • 直接講師の方が見てくれるので、親のサポートがいらない
  • PCや必要な道具を用意してくれる
  • プログラミング言語を習うのでないので、容易に溶け込める
IchigoJamの体験教室の良くない点
  • キーボード慣れしていないと親がサポートする必要あり
  • 比較的、地味な体験に思われやすい
    →娘が体験した教室は「ランプの点灯」とかでした
  • 機械自体が苦手だと、そもそもやる気が起きない
    →娘は「絵を動かしたい」などの映像よりの制御がしたい

この体験教室を経て、娘が「動画」「アニメーション」「ゲーム」なプログラミングを体験したいということがわかったため、次のアクションに移行しました。

Scratch Jr(スクラッチジュニア)

スマホやタブレットで無料でできるプログラミングアプリです。

詳細は公式HPを参考にしてもらうと早いですが、結構娘はハマって黙々とやってました。

実際に娘(10歳)が初めて作ったアニメーションです。

Scratch Jrの良い点
  • プログラミング言語が不要で、パズルのピースをつなげる間隔で作成できる
  • PC不要(キーボード操作不要)
  • 音声を録音できるので、家族で盛り上がる
  • ペイント機能もあって、キャラクターを編集できる
  • 無料!
Scratch Jrの気になる点
  • やれることが限定しているので飽きるのも早い
  • スマホでは画面が小さく使いづらい(タブレットが一番良い)

このアプリで娘がアニメーションやゲーム制作に関して興味があることを認識できました。

そこで、次なるアクションに移行しました。

Nintendo Switch『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』

テレビのCMでもよく見かけた「ゲームソフト」なので、娘が私に聞こえるように言ってました…

やってみたいな〜楽しそう〜

ということで購入して、どんなふうになるのかチェックしてみることにしました。

結果は…


ドハマリ!



買ってよかった…!

具体的に、娘がやっているテレビ画面を画撮したので、ご覧ください。

どんなゲーム?

困った状態(プログラムが正しくない・足りていない状態)から、それをどうやって成功に導くかをゲームに置き換えて、ビジュアルスクリプティング(後述)のプログラム思考を養うようなゲームです。

  • 丁寧なチュートリアル
  • 細やかなノードン(ノード)の説明と方法
  • 最終的にゲーム制作を体験できるような作り

でさすが任天堂!といえるゲームです。

面白くプログラミング体験ができるうえ、自分でゲーム制作ができるので、娘にはとてもあっていました。

基本的なゲームの流れ

まずはじめは、一通りゲーム画面の説明をチュートリアル形式で進んで行きます。

ビジュアルスクリプティング画面は、ゲーム画面のレイアウトと関連していて直感的にゲーム制作を味わえます。

ノード(ノードン)には、それぞれお役割があって、その役割を自分で選んで設定し、ノード(ノードン)同士を関連付けてゲームを作っていきます。

ノード(ノードン)をつなげるときに、リアクションをしてくれたりして楽しいです。

設定項目が多いので、最初は難しい印象もありますが、そこも丁寧に説明をしてくれるので、子供でも安心して遊べます。

『ナビつき! つくってわかる はじめてゲーム』の良い点
  • プログラミング言語が不要で、ビジュアルスクリプティングが体験できる
  • PC不要(キーボード操作不要)
  • ゲーム間隔でプログラミングを体験できる
  • オリジナルのゲームを作ることができる
  • 「遊びが学び」なので、抵抗感が少なく制作ができる
『ナビつき! つくってわかる はじめてゲーム』の気になる点
  • 個人差や向き不向きがある
  • 小学校高学年からお勧めできる(次女6歳はちんぷんかんぷん)

ビジュアルスクリプティングとは?

これまでプログラミングは、難しいプログラミング言語を記述していくのが主流でした。

まさに↓のような画面とにらめっこするようなイメージです。

プログラミング画面

しかし、昨今のゲームプログラミングには変化が起こっており、そのプログラミング言語の羅列を「ビジュアライズ」して開発することも多くなってきました。これにより

  • プログラミングを直感的に扱うことができる
  • ノードを繋いでいくので、前後の流れをつかみやすい

といったメリットがあります。

日本や海外の大手ゲーム会社から、個人ゲーム制作(インディーズゲーム)まで採用実績のある

  • Unity
  • Unreal Engine4

の2大ゲームエンジンでも、このビジュアルスクリプティングで開発されているので、実際のゲーム制作に似た体験ができると言えます。

Unityのビジュアルスクリプティング(BOLT)

ノードをつなげて、直感的にゲーム制作をしていきます

公式HPより転載

Unreal Engine4のビジュアルスクリプティング(ブループリント)

Blue Print(ブループリント)は、UE4の特徴でもあります。

公式HPより転載

ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミングは、昨今のゲーム開発プログラミングに似た操作体験ができるので、ゲームプログラミングに興味があるお子さんにはとても嬉しいゲームソフトといえます。

UnityとUnreal Engine4は、基本無料のアプリになります(収益が発生したら一部を支払う契約)ので、このゲームソフトで物足りなくなったら、UnityやUnreal Engine4で実際のゲーム開発に挑むのもありかもしれませんね。(将来有望のゲームプログラマーになれるかも?!)

プログラミング学習を通して変わったこと

大きな変化は実際は今の所ありません(笑)。ただ、

  • ゲームを遊んでいるときに「これはどうやってプログラムするの?」

と、物事のプログラム制御を自分なりに考えることが増えたように思います。

論理的思考に役立っているかは不明ですが、与えられたゲームをひたすら攻略するよりも、自分で制作する喜びを味わえることが体験できたことは長女の体験価値に繋がったと思えます。

今後も楽しそうなプログラミング体験は増えていくかと思います。

  • 自分の子は苦手だからと諦めさせる
  • 難しそうと決めつけて体験させない

こういったことで子供の眠っているプログラミングの才能を摘ままないように、これからも子供の興味関心に気づいてければと思います。

それでは!