約半年後のにはピカピカの小学一年生になる次女。
パパ丸家は、お受験や幼児教育にそれほど熱心ではありませんが、
幼児教育で有名なポピー(厳密にはポピっこの「あおどり」)を導入しています。
- なぜポピーを導入したのか
- 実際に導入して起きた事件
- 結局やる価値があるのか
来年小学校入学を控えた方や、導入を考えている方の参考例になれば幸いです。
Contents
導入した理由:長女の経験則から
きっかけは長女の経験からです。
長女は今小学4年生ですが、入学時から勉強はそつなくこなしており、
全ての教科で平均80点は取れています。
(体育は超絶苦手なようですが…)
この文面から、長女はポピーをさせていたと思われるかもしれませんが、
長女はポピーや幼児教育はほぼさせていません。
やっていたことは
- 毎週図書館で本を20冊以上は借りてきて読み聞かせ
- 半年に1・2回、書店で「ひらがな・カタカナ・数字の幼児教育用のドリル」を購入して与える
この2つくらいです。
特に絵本の読み聞かせは効果があったと感じていて、
読み聞かせをしていくうちに、
1.勝手に本を自分で声に出して読みはじめた
2.字を書くことに繋がった
3.ひらがなとカタカナを年中にマスターできた
4.「読解力」がついた
5.字以外の学習の楽しさに気がついた(抵抗がなかった)
勝手な想像ですが、このことが長女の「小学校での学習の躓き」を軽減してくれたと思っており、
次女も同じような方針でいけば、きっと大丈夫だろうと思っていました。
目論見は外れる
当然、次女にも同じように
- 毎週図書館で本を20冊以上は借りてきて読み聞かせ
- たまに書店で「簡単な幼児教育用のドリル」を購入して教える
こちらを実施しているのですが、
とすぐに気づくことになります。
当たり前なのですが、やはり違う人間。
長女と同じようなことはできるはずもありません。次女は
- 絵本は大好き。字や絵も好き。でも全然自分で読めない(読む気がない)。
- おしゃべりが大好き!じっとしていられない!すぐに飽きる!
次女の興味関心や適正は大切にしたいものの、
これは親の勘で絶対ではないのですが、小学校の最初の授業で躓く可能性を少し感じているのです。
まだ5歳なので、今後の成長と共に変化していくとは思うのですが、
「願う」「子に任せる」「きっと大丈夫」と期待するだけは出来ればしたくありません。
もう半年後に迫った小学校入学という焦りもあるのも事実ですが、
次女が困らず悩まず小学校生活おくって欲しい、サポートしてあげたいという親心があります。
かといって、私立の幼稚園に入れたいわけでもありません。
超絶優秀な子にもなるためスパルタ教育もするほど熱意もありません。
ただ切に
小学校1年生を幸先よくスタート切って、学習を楽しいと思ってほしい。
これだけなのです。
ポピーにした理由
では、なぜポピーなのか?その理由は
- 価格
- 学習内容の充実度(シール多め)
- 家でできる
この3点が総合的に良かったからです。
価格
幼児ポピーは入会費、年会費がかかりません。月額費用のみです。
これって結構助かります。
月額費用は、年齢に応じて4つに分かれています。
ももちゃん(2〜3歳) | 980円 |
きいどり(3〜4歳) | 980円 |
あかどり(4〜5歳) | 1100円 |
あおどり(5〜6歳) | 1100円 |
退会手続きは2ヶ月前までに連絡!
ただし、途中で解約する旨の申し出がない限り、自動的に継続利用となります。
解約するには2ヶ月前に連絡する必要があります。また解約金など発生しません。
以下、HPより抜粋
休会・退会を希望される場合は、2ヶ月前までに教材をお届けしているポピー支部にご連絡下さい。支部・モニターがご不明の場合はお客様窓口(本部)までご連絡ください。事務手続きの都合上、必ず休会・退会される2ヶ月前までにご連絡ください。
<例>8月号からご不要の場合、5月20日までにご連絡ください。
休会・退会のご連絡をいただかない限り、中学3年生の3月まで毎月続けて教材をお届けいたします。
他の同じような教材に比べて、ややお安い程度ですが、
気軽に始められて、気軽に休会・退会もしやすいのがメリットです。
学習内容
毎月「ドリるん」と「わあくん」の2冊の教材がお送られてきます。
ドリるん
文字・数・言葉を学習するものです。
全てカラーになっており、シールを貼り付けたりするものが多いです。
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子供のシール好きは舐めたもんじゃないっす!
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わあくん
思考力を身につける教材です。
昔話や間違い探し、ペーパークラフトから、理科や社会などのドリるんとは違った内容があります。
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体操のこととかも書かれているので、一緒にストレッチとかやってます
家でできる
塾通いに関しては抵抗があったの、自宅でできるのはとても良い点です。
天候に左右されませんし、自分たちの余裕のある時間帯、体調のときに学習ができるのはメリットです。
特にペーパークラフトや実験などは、子供と楽しく行えるので
このコロナ禍で自宅で過ごせる良い教材かなと思えます。
次女の反応
こんな次女なので、最初はダメもとで、差し出してみると…
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やるやる!シールいっぱい!楽しそう!
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やはり、シールの効果は絶大!
意外にも好感触。シールってなんでこんなに子供を熱くさせることができるのだろう!感動!
老舗の成せる技ですかね、子供興味関心を上手く誘導できるような進め方してくれます。
ただし、導入こそ素晴らしく決めてくれたポピーですが、
しばらくして儚くもすぐに散ることになります。
試される親の指導力
幼児ポピーは基本、親が指導する必要があります。
当然ですよね、相手は文字も読めないのですから。
最初は、ゆっくり問題文を読んであげて、一緒に正解を考えてあげるのですが、
いまいちしっくりこないようでした。やはり次女には結構難しい問題なようで、
躓きまくりまくりのまくりです。
ゆっくりと丁寧にわかりやすく伝える指導力。
間違えても安心、むしろ間違える方が今後の糧として受け入れられる包容力。
なぜ間違えたのか?その理由をしっかりと汲み取れる共感力。
これらのスキルが長けている親御様なら一発解決なのかもしれませんが、
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お父さん、もうイライラしちゃって、無理だよ!
私はだめな親です。本当に。
- 何度も説明しているのに、なぜ分からない?
- こんなに優しく教えているのに、なぜ伝わらない?
- 長女はすんなりとできたのに、なぜできない?
- すぐに目を逸らしてじっとしていることが、なぜできない?
こんな感情が混ざり合って、ついイラッとして声を荒げてしまいました。
そしたら、次女が泣いてしまい、逃亡。
学習を楽しく思ってほしい、という目的から外れてしまい
完璧を求めてしまった事による次女の逃亡劇。
次女のためと思って始めたはずなのに、自分の都合のために目的がすり替わっていました。
色々と諦める(本質を見極める)
泣かせてしまったものの、出来れば続けてほしいので、
翌週に、ポピーする?と聞くと
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(悲しい表情で)うん…。。。(ほんとは嫌だ)
トラウマになっているよう。。。
流石に反省し、間違っていることを正すのは諦めました。
むしろ間違って良かったじゃん!褒めるようにしました。
ポピーを導入した目的の「学習することの楽しさに気づいてほしい」。
これをメインに進めていくことにしました。すると、
1.できないことばかりに目がいかず、できることに目がいくようになる
2.気が楽になって、学習中に笑えるようになる
3.次女も楽しくなってきて、字に興味が湧いてくる
4.「ひらがな」が徐々に読めるようになってくる →イマココです
なんということでしょう。
子供の教育は、親の余裕がとても大切と気付かされました。
ありがとうポピー。ごめんなさい次女。
現在の次女
ポピーの効果だけではありませんが、色々なものに興味関心が湧いてきています。
特に「数字」に関しては、言葉よりも興味があるようで、
1〜10までは読める、書けるようになりました!すごい!
アルファベットも好きなようで、全然文字として認識できませんが、書き殴ってます。
「ひらがな」は読めるのですが、まだ。宇宙人のような棒読みです。
でも良いと思います。読めるんだから。
「カタカナ」にも挑戦するかもと思って、お風呂にはったりしていますが、全く興味なしです。
私はできた人間ではないので、
まだまだイラッとしてしまうことも全然あるのですが、
極力寄り添うように、見守るようにしています。
長女や他のお友達、SNSやテレビなどのお子様と比較すると全然かもしれませんが、
次女なりのやり方で今後もサポートして行けたらと思っています。
ポピーの価値
月末になると、
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まだ終わっていないのに、来月のポピーがやってきたぞ…
という、「やらなきゃ」という若干のストレスがあるのも事実ですが、
今のところ、我が家の次女にとってポピーは価値があるといえるかな、と思って
次女のペースに合わせてコツコツと進めています。
ポピーの学習を通して、次女のことがよくわかりました。
重ねて御礼申し上げます、ポピーさま。
我が家のポピーはこんな感じで進めてています。
皆様の参考になりましたら幸いです。
あ、もう長女と全然違って、同じようにはいかないな・・・