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【長谷川町子美術館/記念館】子供が楽しめる!サザエさん誕生の舞台裏を知る!【企画展:わかめちゃん】

長谷川町子美術館と記念館

先日、子どもたちと「長谷川町子美術館」へ行ってきました。

我が子はなんとサザエさん」を録画して見るほどの「サザエさんマニアなので、いつか美術館/記念館へいかせたいと思っておりました。

日本の国民的・家庭的アニメとしてみんなに愛される「サザエさん」を誕生させた長谷川町子先生。

この美術館では、長谷川町子先生がどうやってサザエさんを誕生させたのかを時系列で子供でわかるように詳しく紹介していました。

今回は長谷川町子美術館/記念館がどういったところだったのかを紹介したいと思います。

場所

最寄り駅は「桜新町」駅になります。

※美術館、記念館ともに駐車場はないようなので、公共交通機関で行くことをおすすめします。

長谷川町子美術館・記念館 マップ

駅前モニュメント

桜新町駅の西口の階段からでると、早速サザエさんの銅像が飾られていました。

長谷川町子美術館・記念館 桜新町の銅像

何年か前に、波平の髪の毛1本が抜き取られる事件がありましたが、現在はちゃんと植えられて?いました。

長谷川町子美術館・記念館 波平の髪

凛々しく風にも負けないその力強さに感涙です。

世の40代男性ならきっと理解できるであろう悲しい事実が私にもありまして…詳しくは…

商店街はサザエさんづくし

長谷川町子美術館・記念館 桜新町 サザエさんのフラワーオブジェ

桜新町駅西口をでると、先程の銅像たちがお出迎えしてくれます。

さらにサザエさんの顔のシルエットに模られたお花のモニュメントもあって、とっても綺麗でした。

長谷川町子美術館・記念館 案内図
長谷川町子美術館・記念館 サザエさん通り

ここを左に曲がるとサザエさん通りで、この商店街を真っ直ぐ進むと「長谷川町子美術館・記念館」があります。その商店街は「サザエさん一色」で盛り上がっていました。

長谷川町子美術館・記念館 サザエさん通り

このサザエさん通りを真っ直ぐ進みます。

商店街のいたるところにサザエさんのイラストが飾られていました。

長谷川町子美術館・記念館 サザエさん通り

アニメのオープニング最後の誰もが知っている名シーンの元になったイラストも発見!良き!

そして、そのまま商店街を抜けるころ、二手に分かれる突き当りに交番がありました。

よくみると…

長谷川町子美術館・記念館 サザエさん通り 交番

ん?

長谷川町子美術館・記念館 サザエさん通り 交番のサザエさん銅像

サザエさん!!

交番の前にサザエさんが左手を上げて迎えてくれました。

なぜ左手を上げているかというと、おそらくですが左手側の道を進むと美術館・記念館があるためかと思われます。

これは握手できるチャンス!ということで次女8歳の手を大きさを比べてみると

長谷川町子美術館・記念館 サザエさん通り サザエさんの手のサイズ

いやん!ジャストサイズ!とても可愛い!とても奇跡!

長谷川町子美術館・記念館 サザエさん通り 交番のサザエさん

エプロン姿のサザエさん、長谷川町子美術館・記念館に訪れる方が道を迷わないようにエスコートしてくれるなんて、なんとありがたや…!その背中はとても大きく見えました。

美術館・記念館までゆっくり歩いて15分くらいかかりましたが、サザエさん通りはやや狭い歩道で、車の交通量は少ないものの、たまに速度を上げて通ったりして、子供から手を離すのは危険に感じましたので、ご注意くださいね。

美術館

長谷川町子美術館

つきました、つきました。ここが美術館です。

中でのカメラ撮影は一切禁止なので、ブログで写真は乗せることができません。

けど、おじいさんや海外からの観光客?でしょうか。
めちゃくちゃ写真を取っている方もいて、少し気分がげんなりしました。

チケットとパンフレット

長谷川町子美術館・記念館 パンフレット

サザエさんの銅像を眺める年老いた町子先生でしょうか?パンフレットも味があって可愛いです。

割引券

美術館を先に訪れると良いポイントとして、記念館の喫茶店「喫茶部」で使える「100円割引券」がもらえました。(実際に記念館で使用しましたので、詳しくは下の方を御覧ください)

長谷川町子美術館・記念館 喫茶部用割引クーポン

一人1枚100円引きの割引券がもらえました。割引券は使用しても持ち帰ることができます。

サザエさんの銅像マップももらえたので、銅像マニアのコンプ目的の方には朗報です。

長谷川町子美術館・記念館 サザエさん銅像マップ

展示物

美術館は長谷川町子先生の作品の展示がメインではありません

長谷川町子先生が漫画などで得た収益で集めた美術品や工芸品が多く展示されておりました。

アニメの部屋

美術館2階の一角には「アニメの部屋」があり、そこでサザエさんアニメに関する展示物がありました。

サザエさんの住んでいる平屋の模型や、家系図など、知っているようで知らないサザエさんの家族構成などを知ることができます。

子供の頃のアニメが流れている

40代の方には共感してもらえるかと思いますが、サザエさんのキャラクターは声優が変更されています。最近だとタラちゃんの声優さんも交代されています。

個人的に以下の4キャラは、私が子供の頃(約30年前)にたくさん聞いたので、以前の声優さんの声がしっくり来るのも事実です。

  • カツオ(高橋和枝さん)
  • ワカメ
  • 波平
  • マスオ

なんとのこのアニメの部屋では過去に放送されたアニメを見ることができるのです。
(見ることができる放送は美術館側で決められたものになります)

ということは、30年前の声優さんのまま見ることが出来ちゃうのです!!

せいぜい30分くらいの時間でしたが、めちゃくちゃ感動しました。

子供の頃に見ていた「あのサザエさんたち」なので、自分の子供の頃の思い出が蘇って、実家に帰って母親に会いたくなってしまう、そんな感情になりました。ありがとうございました。

ただ、サザエさんの声優加藤みどりさん、長年の声優業、本当に尊敬に値します。

記念館

続いてお隣の記念館へ。

建設されたばかりなので、とってもキレイで清潔感のある記念館でした。

常設展:1階[町子の作品]

長谷川町子記念館
長谷川町子記念館 町子先生の銅像

1階の常設展示室ではサザエさん、いじわるばあさんなどの漫画を読むことができます。

壁にチョークで落書きを疑似体験できるコーナーが設置されていて子供が楽しく落書きをしていました。こんなデジタルアートを体験できるとは思っていなかったので驚きです。

長谷川町子記念館 常設展
長谷川町子記念館 常設展 デジタル黒板

デジタル塗り絵もあって「新しい記念館」だなと思えました。

長谷川町子記念館 常設展 デジタルケンケンパ

ベビー休憩室もあるので、小さなお子様と来ても安心です。

常設展:2階[町子の生涯]

写真を撮影することはできませんでしたが、マチコ先生の幼少期の写真や国民栄誉賞を受賞された貴重な賞状など飾られておりました

企画展:わかめちゃん展

長谷川町子記念館 企画展 わかめちゃん

今回の目当ての「企画展わかめちゃん」が2階で行われていました。

わかめちゃんのキャラクターデザインも素敵ですが、個人的に強く思えたのが、町子先生の漫画全体の構成力や、柔らかい色彩で描かれる漫画や絵本の表紙デザインなどに感動しました。

子どもたちはテレビ用にキャラクターたちは町子先生が漫画が描かれた方とは違っていて違和感があるのかな?と思いましたが、むしろその違いが逆に面白かったようです。

喫茶部

長谷川町子記念館 喫茶部
長谷川町子記念館 喫茶部メニュー表

喫茶部では、ミルク珈琲とドライパパイヤを注文しました!とっても美味しかったですよ。

長谷川町子記念館 喫茶部 メニュー待ち

面白かったシステムとして、注文待ちとして「キャラクターのカード」を貰い受けます

我が家の場合「フネさん」カードをもらって、メニューができ次第大きな声で「フネさーん!」と呼ばれ、注文メニューを受け取りに行きました。

長谷川町子記念館 喫茶部 アイスコーヒー

コップはややレトロ感のある雰囲気で好きです。

長谷川町子記念館 喫茶部 ペーパー

ペーパーデザインも素敵。記念品として、持ち帰りました。

喫茶部はX(旧ツイッター)をしているようで、最新の情報はこちらかた取得できます。

https://twitter.com/machikoshopcafe/status/1753596275545801144



サザエさん公園

長谷川町子記念館 サザエさん公園

美術館のすぐとなりに「サザエさん公園」があるので立ち寄りました。

長谷川町子記念館 サザエさん公園 銅像

サザエさん、タラちゃん、わかめ、カツオ、波平の4人の銅像がありました。

長谷川町子記念館 サザエさん公園 記念撮影

最新の長女は、写真に入りたがらないので、撮影するにも一苦労。次女との微妙な距離が空いています。

大きな公園ではないので、ピクニックができるような場所ではありませんのでご注意くださいね。

今後の予定

企画展が毎年一定の期間で開催されるようなので、今後の楽しみになりました。

2024年4月6日(土)~7月21日(日)の期間中は「長谷川町子のデザイン」が開催されるようで、こちらの企画展にも行ってみようかなと思っています。

町子先生は漫画だけでなく、絵本の表紙などのデザインもとてもかわいらしいですよね。

毎週放送されているサザエさん。

作者の長谷川町子先生、及びそのご家族や関係者に感謝をしながら、今後も日本の家族像として、愛され続けるアニメとして見続けたいと思います。

それでは!