またお会いしましたね!とても嬉しいです。
「痔瘻になったかもしれない?」という疑惑が頭を過った内容からの続きになります。
(前回の内容をまだ読んでいない方は下から確認できます)
今回は痔瘻という現実を受け入れて手術する決意までの内容を記載します。
もしやわたしも…?と思う方、今すぐ肛門科へ行ってくださいね!本当に本当に!
Contents
固いシコリを見つける
肛門周囲膿瘍の手術後、私の肛門は快腸(快調)でした。
痛みもなく、普段の生活に支障は全くなく、もう肛門の悩みから開放されたと思い込んでいました。
肛門周囲膿瘍の方の半分の方は痔瘻になります。
膿が出たら痔瘻確定ですから、膿が出ていないかパンツのチェックしてください。
という、神先生から伺ったあの言葉は頭の片隅にありましたので
- パンツの膿チェック
- お風呂でお尻の付近のチェック
この2つは毎日欠かさずしていました。
肛門周囲膿瘍の術後2ヶ月くらいに…
肛門周囲膿瘍の跡地に固いシコリのようなものがあることを発見。
以前の肛門周囲膿瘍は、ぷにぷにしていて触るだけで激痛がしたのに対して、
今回のシコリは全く痛みがなく、けっこう固くて肛門の皮膚の奥の方にある感じでした。
そこでまたわたしの現実逃避が始まります。
肛門周囲膿瘍の術後痕かも…?気にしない…認めない…
と言いつつ、シコリが気になり始める
気にしないと決めたものの、肛門チェックが習慣化された私にとっては、お風呂で毎日「シコリ」確認をしてしまいます。
もしかすると、シコリがなくなるという一途の可能性もあるわけで…。
しかし「シコリ」は残り続け、大きく成長はせず、私の肛門に存在し続けているようでした。
そこでまた私の勝手な思い込みが始まります。
傷がきっとペンタコみたいに固くなったもの。もしくは「毛巣瘻(もうそうろう)」かも…大丈夫さ…
毛巣瘻(もうそうろう)とは
肛門の後ろ(背中側)のお尻の割れ目に炎症をおこして膿(うみ)がたまる病気です。膿のたまるところに毛が入っていることが多いことからこの名前が付いています。毛深い若い男性に多い病気です。
たまたま「シコリができた箇所」「毛深い」という点が同じだったので、きっとこれだと自分に言い聞かせていたのです。
年末年始(膿を取ってもらって半年くらい)
シコリの現実を受け入れ、このまま生活していこうと思った年末年始、事件は起こります。
年末年始ということで、気が緩み暴飲暴食をしたことにより、結構酷い下痢をしたのです。
下痢のせいで肛門はヒリヒリして痛かったのですが、お尻を紙で拭いた時に「シコリ」に触れたとき、チクッと痛みを感じたのです…
嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!嘘だ!
あの嫌な思い出が蘇る。逃げ出したい。受け入れたくない。
チクッとした痛みなので、まだ我慢できる程度で、前回ほどの激痛ではありませんでしたが、パンツをよくみると…
ちょっと膿がついてた…
これはもう確定だ…終わりだ…またかよ…ふざけやがって…
膿がでるってことは、おしりの開通工事がされてるから、痔瘻確定じゃん!フィーバーじゃん!ジャックポットだよ!
もうわけがわからないかと思いますが、こんな感じで焦ったのは事実。
しかし、年末年始ということもあって、とりあえず一日様子をみることにしました…
翌日には痛みが引く
なんと翌日、奇跡的に痛みが引きました。
前回の肛門周囲膿瘍のときは痛みが全く引かなったのに対して、今回が痛みが引いたので…
逆に怖い!なによこの病気!もしかして肛門がんとか…
肛門の病気をネットで調べるといっぱいありますよね。
特に「肛門がん」「人工肛門」などという聞き慣れない、自分には無関係と思っていたパワーワードを見つけるたびに、精神的に不安になるばかり。
これじゃ仕事も育児も満足にいかないと思ったため、再度同じ肛門科に行くことをケツイ(決意)しました。
神さま、お元気ですか?
この広い宇宙からしたらチッポケな悩みかもしれませんが、私の小宇宙(コスモ)が、また何やら新しい生命体を創ろうとしている可能性があります。もう一度見て頂き、私に聖なる審判を下してください。
かしこ
肛門科、二度目の訪問
2022年1月某日。
シコリの痛みはないものの、病名をはっきりと聞く目的で受診しました。
39歳のおじさん、二度目の恥部を神に晒すと、さっそく私のコスモに器具が入ったのでしょう。無意識に声が出てしまいました。
ゴニョゴニョされて、5分もかからず現地の内覧は終了し、診断結果になりました。
うん、痔瘻だね!4cmくらいの管になってるYO!
やっぱりーーーー(がんとかじゃなくてよかったけど…)
手術…ってしたほうがいいのですか?
痛くないのであれば、絶対手術ってわけではないよ。この程度であればおこのまま温存するのもありだけどね…どうする???
なんと!
痔瘻は手術でないと根治はできませんが、必ずしも手術はしなくても良いとのこと!
がしかし、思い出す、その激痛の過去。
起き上がれなくて、子供に笑われた日々。
肛門付近をわざと叩いて、笑い出す次女。
車の運転を嫌がったら、買い出しできないってため息をつく妻。
そして、恐怖の爆弾を抱えたまま過ごすストレスと恐怖…はもうたくさん!
ということで、
手術して、取っちゃってください!!!
と、手術を受ける決断をしたのでした!
ここまでお読み下りありがとうございます。今回はココまでです。
次回「手術の詳細」に続きます。また、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
それでは…!
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痔瘻(じろう)でお悩みの方、軽ければ手術は日帰りできますよ!