あぁ、迷える民よ…。またしてもこんなことで神に祈りを捧げるとは…。
あ、はい、GoPro Hero10を購入して半年経過しましたので、レビューをしたいと思います。
その結果、「良かったこと」「問題になったこと」があり、
- GoProとビデオカメラで両方使い分ける
ことが最適解だと判明しました。
これからお子様の動画記録をされる親御様が、
- ビデオカメラのほうが楽じゃないのかな?
- 最新スマホで十分じゃないのかな?
- GoProのようなアクションカムって本当に便利?
というような疑問が解決できるようなお力になれたら幸いです。
このブログでは、GoProとビデオカメラの比較をメインに以下のことを記載しています。
- GoPro Hero を購入して良かった点
- GoProの活用方法
- 必須アクセサリ紹介
- ビデオカメラも併用したほうがいい理由
Contents
GoPro Hero10を購入してよかった点
GoProはビデオカメラよりも以下のメリットを感じました。
とかく「子供を撮影する」シチュエーションで感じたメリットになります。
小型で持ち運びやすい
ウェアラブル(身につけること可能)にできるほど小さいので、携帯性に優れていています。
子供のイベントには「荷物が多くなる」ので、ビデオカメラよりも荷物を少なくすることができます。
リュックの側面のポケットや、ズボンのポケットにも入るので、サクッと取り出したりもできます。
撮影中に手が疲れにくい
ビデオカメラだと、片手にもって腕を上げ下げする動作が多くなりますが、GoProは「アーム」と言われる延長できる自撮り棒で撮影するスタイルがメインになります。
このスタイルは腕の上げ下げが少なくなって疲労が軽減できませす。
とかく「歩きながら」の撮影はビデオカメラの場合はとても疲れる&ちょっと危険なのですが、GopProだと疲れ知らずです。
また、アームによっては「3脚代わり」にもなったり、首から下げて撮影することも可能(↓のアクセサリーに詳細あり)なので、ビデオカメラでは出来ないような面白い撮影が可能です。
アクセサリーが充実している
「ビデオカメラは手に持って撮影」もしく「3脚で撮影」しかありませんが、GoProは多彩な撮影方法が可能です。
小さな子供の撮影をしていると「手の自由」を欲すことが多いはずです(手をつないだり、荷物持ったりなど)。
GoProであれば、
- 首から下げる
- 頭(おでこ)に装着する
- 肩に乗せる
- どこかに固定する
といった様々な撮影スタイルが可能になり、ストレスも軽減でき、思わぬ撮れ高を撮影できることも可能です。
首からかけて撮影する
子供の撮影を長時間する場合は腕が疲れますよね。さらに、歩きながら撮影するのは、少々危険でもあるので、首から下げるタイプのアクセサリーで撮影をするのがオススメです。
実際にパパ丸もこれを購入して、念願のプールでの水中撮影ができました!下に撮った写真あるので見てください!
頭(おでこ)でつけて撮影する
ヘッドマウントで撮影することも可能です。山登りなど、アクティブな撮影するときに重宝します。
自撮りがしやすい(全面モニター付き)
ビデオカメラの撮影は自分以外の家族を取ることはできますが、撮影者の方を記録することは難しいですよね…。
とかく撮影をよくされるパパさんは、家族の成長記録にあまり登場しないのではないでしょうか。
しかし、GoProであれば、撮影者を含めた撮影が可能です。
こんな感じに自撮りしやすくやや傾かせて、自分を含めた家族を撮りやすくできます。
全面モニターで自撮りの記録を確認しながら撮影ができるのが嬉しいポイントです。
防水なので、海やプールで使用できる
夏はイベント盛りだくさんで、海やプールではしゃぐ子供の貴重な記録をしたいですよね。
そんなとき、GoProは「防水機能」が既に搭載されているので、専用防水カバーを付けることなくバンバン撮影ができます。
めったに撮影できない映像や写真を撮れることができるのは、あとから見返したときに色濃く思い出すことができますので、とてもおすすめです。
超広角で撮影できる
広角とは「多くの領域を撮影できる」ということで、
- 後ろに下がることなく広く撮影できる
- 屋内などの狭い空間での撮影に適している
実際にどれくらい広く撮影できるのか、GoPro Hero10での広角変更モードを画面で紹介します。
狭角
一般的なカメラに近い範囲はこちら
SuperView(超広角)
同じ位置なのに、これほどの離れたような撮影が可能です。
「自撮り」や「背景を入れた家族写真の撮影」にメリットがあります。
手ブレ機能が格段によい
GoProは「アクションカメラ」なので、手ブレ補正機能が秀逸です。
子供と歩いたり走ったり、追いかけたり追いかけ回されたり…といろんな揺れや衝撃の中で撮影をすることが多いかと思います。
意外に知られていないこととして「画質が高ければ多少ブレても大丈夫だろう」という誤った認識。
実際は手ブレ補正の強力さが映像のきれいさを大きく左右します。
GoProの手ブレ補正は、アクションカメラの中でもダントツで優秀で、高品質に撮影ができます。YOUTUBEで手ブレ比較の動画をアップされている方が多いので、検索するとたくさんの動画がてんこ盛りに出てくるので参考になるかと思います。。
サブスク契約で自動でクラウドにバックアップ
動画の撮影は夢中になるものの、取り終えた動画はあまり見る機会が実はない…。ということありませんか?
ビデオカメラで撮影したデータは、ブルーレイレコーダーやパソコンで取り込んで編集するしかありませんが、GoProは「Quik」というアプリでバックアップ管理、閲覧、編集、そして自動でかんたんにかっこいい動画編集もしてくれるサービスがあります。
私はこのサービス利用していますが、とても便利です!
撮影をしたら、充電も兼ねてGoProを充電ケーブルに差し込むと自動的にバックアップを開始してくれます(Wifiを事前に登録する必要あり)。
しばらくして、Quikアプリで撮影した動画を確認して、自動的に出来上がった動画を家族でみたりしています。
充実したサービスを受けるには、サブスク契約(月額 ¥200 または年額 ¥1,080)が必要ですが、オフィシャルページから購入すると、初年度は無料になるプランがあります。
GoProの撮影活用術
では実際に自分でGoProを撮影して際の活用術を紹介します。
水中でじゃんけんしたときの貴重な一枚!
水族館などで後ろに下がりづらいシーンでも広角で撮影!
撮影しやすいから決定的なショットが撮れちゃう!映像からトリミングすることも可能!
劇場やスタジアムなども広角で撮影できるので、会場中の広さがぐっと伝わります!
夜景もこれだけきれいに撮影できれば満足!
背景が大きな建造物の場合も、余裕で全て入れることができます
GoProの残念な点!
ここまで書いておいて、GoPro神!と思うかもしれませんが、ビデオカメラのほうが良いポイントもたくさんあります。
ここからは、子供の撮影をメインにしているパパ丸的残念なポイントを列挙します。
光学ズームができない
GoProにはズーム機能がありませんので、「失敗した」経験したシーンを列挙します。
- 運動会
→いっぱい子供がいて、娘を見失う… - 舞台系のコンクール発表会(合唱、演劇等)
→娘が豆粒… - こっそり撮影(遠目からの寝顔ズーム)
→ゆっくり接近しても、感づかれて起きてしまう…貴重な寝顔が…(泣) - 動物園で動物をズーム
→危険…
集団の中から特定の人物だけをズームして撮影するシーンは、GoProでは弱いと言えます。
4K高画質で撮影し、アップにしたい箇所を2Kでトリミング(切り抜く)方法もあるにはあります…
バッテリーの持ちが悪い
GoProはバッテリーの持ち(連続撮影時間)が少なく、悪いと言われています。
私は2K(フルHD)の撮影がメインですが、殆ど2時間くらいでバッテリーが無くなってしまいます。
なので、予備バッテリーを購入して、バッテリー切れを防ぐように持ち歩く必要があって、持ち物が増えてしまうデメリットがあります。
さらに、充電するのも時間がかかるので、旅先では充電用のチャージャーを持っていく必要もあります。
その点、ビデオカメラは最長5時間撮影も可能なものもありますのでバッテリーは安心です。
高温で撮影が中断される
GoProは撮影中に高温になり、熱暴走を防ぐために自動的に撮影を中断することがあります。
特に夏場の長時間4K撮影は危険です!すぐに撮影が中断します!
(プールで撮影したときは、水中にいれて冷やすことで奇跡的に撮影が復旧できた良い思い出が点)
その点、ビデオカメラはGoProほどの発熱するものは少なく、長時間撮影をすることができますので安心です。
ビデオカメラに比べるとトータルコストが高い
ビデオカメラは単体購入だけで撮影に支障はありませんが、
- GoProは「本体+アクセサリ」が必要で、結果的に合計金額が跳ね上がる
ので注意が必要です。(このアクセサリの充実がメリットでもあるとも言えますが)
- SDカード
- バッテリー
- 撮影に必要なアクセサリなど
どのように撮影をしたいかによって、コストが変わってくるので、事前によく検討する必要があります。
ビデオカメラの優れる「光学」なポイント
ビデオカメラがアクションカメラよりも優れている点もちゃんと把握して、GoProとの違いを理解することで後悔しないようにしましょう。
驚異の光学ズーム
ビデオカメラの一番のポイントは高倍率な光学ズームです。
光学ズームとは「画質を劣化することなく拡大できる」仕組みがあるということです。
GoProなどのアクションカメラは「デジタルズーム」が主流なので、ズームできても画質は劣化します(5K以上の高解像度から4Kや2Kサイズにトリミングして画質を損なわない技術を導入していますが)
光学ズームの本領を発揮するシーン
- 運動会
- 舞台上で行われる発表会
対象物(子供など)に接近することが難しいようなシーンでは、光学ズームの恩恵を多大にうけます。
子供の顔は年々変化し、あっという間に大きくなるので、絶対顔のアップ撮影はしてくださいね!貴重な表情を余すことなく撮影できるのは、本当に有り難い!
優れた光学手ブレ補正
ビデオカメラには「光学手ブレ補正」機能が備わっています。
これは「カメラの手ぶれ補正を光学系において処理する方式」のことで、震度に応じてレンズの位置を補正して、画素を損なうことなくブレを吸収してくれます。
GoProなどのアクションカメラは「デジタル手ブレ補正」といって、高解像度で撮影したものをブレがないように内側を切り取っている(ブレた外側の映像を破棄すること)、というニュアンスです。
しかし、数年前までは光学手ブレ補正のほうが優位性がありましたが、技術の進歩があって、現在はこのデジタル手ブレ補正で十分だと言えるので、そこまで気にする必要はないと思います。
このようにビデオカメラには「光学」な機能が優位性と言えるでしょう。
オススメするビデオカメラ 2023年
それでは、ここからはビデオカメラも大好きなパパ丸がオススメする2023年のおニューなビデオカメラをご紹介しますね。
GoProよりもビデオカメラを選択するのも「全然賢い選択」と言えますし、何よりこれまで培ってきた技術の蓄積や進歩がありますので、全然GoProに負けていません!
Panasonic / HC-VX992MS-T
ビデオカメラと言ったらPanasonicをまずは検討しましょう。映像技術やカメラレンズの品質がよく、撮影する人の苦労もわかっている製品が多いです。
- 4K撮影
- 光学20倍ズーム
- 5軸ハイブリット手ブレ補正
- 355gで軽量なので撮影中に疲れにくい
私も現役でPanasonicのビデオカメラを10年使用していますが、故障もなくて安心です!
SONY Handycam / HDR-CX680
ビデオカメラを一般家庭に広めた立役者の「ハンディカム」のSONYは「ビデオカメラの王者」と言っても過言ではありません。そして誰もが憧れる製品でもあります!
- 驚異の光学30倍ズーム
- 64GBの内蔵HDDでSDカード不要
- 2Kでも高画質で手ブレ補正も抜群
SONYのビデオカメラでありながらもリーズナブルなこの商品!私がビデオカメラを持っていなかったら、絶対にこれ買うと思います。
SONY Handycam / FDR-AX45A
プロ並みのこだわりをお持ちなら絶対にSONY!
きっとあと10年は戦えるであろう高機能で、使用頻度も高く納得できる撮影が可能になります。
一見コスト高いですが、長期的に使用できると考えれば全然リーズナブルとも言えます!
JVC / GZ-RX690
ビクター製のビデオカメラも忘れてはいけません。
この機種はWifiを利用して撮影できる安価なモデルになります。
- Wi-Fi機能を搭載し、スマートフォンへの動画転送・シェアが可能なビデオカメラ。
- 約4.5時間の連続撮影が可能な大容量バッテリーを内蔵。
- 防水・防じん・耐衝撃・耐低温の4つの保護性能「QUAD PROOF(クワッド・プルーフ)」を搭載。
- 水深5mで1時間の撮影と、水深1mで4時間の撮影に対応。
高性能なスマホで代用はできてしまう
アクションカメラ「GoPro」と「ビデオカメラ」の比較はどうでしたでしょうか。
比較したあとに言うのもあれですが、「アクションカメラ」「ビデオカメラ」は、もしかすると数年先には「スマホ」で代用できる時代が来るかもしれません。(というか現在でも代用はできちゃう)
ここまでにあげたメリット・デメリットが技術革新で網羅されてしまう可能性も十分あります。
事実、デジカメはもうスマホに乗っ取られていますしね…。
一番大事なのは、「ご自身やご家庭にあった目的に沿ったものを選択する」べきかとは思います。
アクションカメラで個人的に良かったと思ったのは、
「子供にバトンタッチして撮影してもらうことができた」「スマホを渡して撮影するよりも安全」という点。
撮影自体も楽しみの一つと思うと、本当に何を選ぶかは迷いますよね…。
それでは!
このことから、ビデオカメラとGo Proの2台持ちが最強ではあるのですが、
どちらを優先すべきかと聞かれたら、私ならとりあえず「ビデオカメラを優先」して購入しましょう!と言います。
お子さんの成長に応じでビデオカメラが活躍するタイミングのほうが多い、と言えるからです。
具体的な子供のイベントを成長時期を照らし合わせると、
→全然動かないので、ビデオカメラで余裕で撮影できます。
→保育園や幼稚園に通わせる場合は、ズームが必須なイベントが多くなります。
この時期から公園や散歩で外に行く機会が増えるので、アクションカムの利用頻度も高くなり始めますが、スマホで代用はできます。
→学校にもよりますが、保育園や幼稚園に比べて人数が多くなります。
撮影中に子供を探すシーンが多くなりますので、光学ズームの倍率が高いビデオカメラは必須でしょう。
家族旅行や普段撮影ではアクションカメラのほうが機動性や携帯性に優れており、非常に便利です(子供の荷物をパパがよく持ったりするので…)