今回は、次女(6歳)に贈った【不思議の国のアリスの飛び出すしかけ絵本】があまりにも素晴らしかったのでご紹介します。
本の内容よりも、子供や大人までも魅了する仕掛けがあって、大満足でした。
この本について
2004年11月16日にロバート・サブダさんが作成した「とびだす仕掛け絵本」です。
不思議の国のアリスは、ディズニーで映画化されるほど人気のある作品ですが、その物語を独自にとびだす絵本で表現されています。
ロバート・サブダさんは、この『不思議の国のアリス』で「しかけ絵本」の存在を一躍有名にした方でもあり、別名「紙の魔術師」とも呼ばれています。
これまでも飛び出す仕掛け絵本はありましたが、大胆で独創的な飛び出すしかけが満載で、これまでの絵本では考えられないほど精巧に作られており、一度見たら忘れられないその圧倒的な物語の世界に、世界中が魅了され続けています。
絵本
実際にみてみましょう!
表紙はこんな感じで、切り絵のような版画のようなデザインで、うさぎを置きかけるアリスが描かれています。木の枝にはチェシャ猫が笑っている…。
では、最初の1ページ目を……!
1ページからこの飛び出し表現はすごい。
森の葉の折り重なりが複雑に絡みながら、鬱蒼と茂っている感が演出されてて神。
ん?ひいてはずす? のぞく?穴を覗くと…
アリスが異世界に転生してるー!(語彙力)
行ってしまうのね、アリスちゃん…。
ここからが本番ですが、全てをお見せするのはアレなので、掻い摘んでご紹介。
トランプが襲いかかってくるよ!(語彙力)
細かい仕掛けが多くてずっと遊べるの!(語彙力)
こどもの反応
おじさんがこんな感じで感動するくらいなので、子供も大喜びでした!
画像はアップできませんでしたが、お見せした以外にもたくさん仕掛けがあってずっと絵本をみているようでした。
小さいお子様だと、うまく閉じれない可能性があります。
6歳の次女は途中、きれいに閉じることができませんでしたので、親が管理するほうが無難です。一人で遊ばせるのであれば、小学生以上のお子様に適していると思います。
まとめ
恐るべし紙の魔術師。
絵本は、本来「文字を読む」ことが主目的ですが、この仕掛け絵本は違って
- ページを往復する楽しさ
- ページの範囲を超えた立体感
を体験できて、大人でも十分に楽しめる一冊になっています。
Kindleなどの電子書籍にはない「アナログな充実感」が味わえます。
ぜひ、家に置いておきたい一冊になること間違いなしです!
ヤダー!!ヤベー!(語彙力)